2015年1月28日水曜日

なぜ中東 (イスラム教)は争っているのか?

今、イスラム国が日本人を拉致し、身代金や仲間の釈放を求めていますが、そもそもイスラム国の元となるイスラム教とは何なのでしょうか?
そして、中東を戦いの渦に陥れている原因は?

イスラム教と宗教戦争を簡単にまとめてみました。


イスラム教にはアッラーフと言う神が居り、その預言者としてムハンマドが存在します。
そのムハンマドが、イスラム教の創設者とされています。

そして、そのムハンマドの後継者をカリフと言い、今までに数代のカリフが存在します。


ただ、最近イスラム教の中でカリフについて考え方が分かれてきました。

スンニ派シーア派

スンニ派 = カリフは話し合いで決めるべき
シーア派 = カリフはムハンマドの子孫であるべき

そのスンニ派とシーア派の考え方の相違が、今の宗教戦争の引き金になった感じです。



スンニ派とシーア派の対立表です。


スンニ(スンナ)派

  • サウジアラビア王国
  • クウェート国
  • アラブ首長国連邦
  • チェチェン共和国
  • アルカイダ (過激派武装組織)
  • イスラム国 (アルカイダから破門された組織)

シーア派
  • イラク共和国
  • イラン・イスラム共和国
  • シリア・アラブ共和国
  • ヒズボラ (武装組織)

その他
  • シリア国民連合 (シリア反体制派組織)

0 件のコメント:

コメントを投稿